約 211,554 件
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/159.html
東北大SF研 短篇部会 「さあ、気ちがいになりなさい」 フレドリック・ブラウン/星新一 著者紹介 1906年アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティ生まれ。72年没。SFにおける代表作は長篇に『天の光はすべて星』、『火星人ゴーホーム』など、短篇に『スポンサーから一言』、『闘技場』など。 40年代から50年代にかけてのSF黄金時代を代表する作家である。短篇の名手として知られ、短くまとまった巧妙なプロットとあっと驚くようなオチが魅力的。その影響は同じショート・ショートの作家である星新一以外にも、萩尾望都や藤子・F・不二雄、そしてディックにも影響を与えている。また、短篇SFだけにとどまらず、長篇や推理小説も手掛ける多角的な作家である。 かつては人気のある作家だったのだが、時代とともに忘れられてしまった。今では相当数が絶版となり、入手困難な作品が多い。各SF系の出版社、特に東京創元社にはブラウンの作品を供給する使命があるので、即刻復刊していただきたい。 ちなみに今回の作品も、前回私が担当したブラッドベリ「歌おう、感電するほどの喜びを!」と同じく元々は「フレドリック・ブラウン傑作選」としてサンリオSF文庫に収録されていた。収録作品のうち、半分ほどがこの本に、もう半分ほどが福音館書店の「闘技場」という短篇集に収録されている。 訳者紹介 1926年東京生まれ。97年没。東大農学部卒の農学修士(博士課程中途退学)。本名は親一(読み同じ)。代表作は『ボッコちゃん』『おーい、でてこーい』『ゆきとどいた生活』など多数。 言わずと知れた日本SF御三家のひとりにして、ショート・ショートの神様。最近Twitterで話題になったが、父方の大叔父にあたるのが明治の文豪、森鴎外である。この短篇集はブラウンの短篇集と言うよりもブラウンを底に敷いた星の短篇集と言う毛色が強く、ブラウンのファンからすると一言つくものになっている。いずれにしても、東西の短篇の名手の奇跡のコラボなので、非常に貴重な作品である。星の翻訳作品としては、ジョン・ウィンダム『海竜めざめる』やアイザック・アジモフ『アシモフの雑学コレクション』が有名な他、上述の通りブラウンの作品がもう一冊分と現在入手が難しいものが数篇、そしてクリスチーネ・ネストリンガー『トマニ式の生き方』という絵本があるらしい。 各短篇紹介 『みどりの星へ』 短篇集の頭を飾る作品にもかかわらず、「気ちがい」という言葉が早くも登場する危険な短篇。星の文体であるにも関わらず、人名が飛び交い情景描写に富んだ作品なので少し混乱した気分になる一作。星新一ファンとしては、この普段とのギャップがなんともたまらない。 『ぶっそうなやつら』 星の好きそうな作品ではあるが、個人的には筒井っぽいかなとも思う。オチは分かりやすい部類に入ると思うのだが、話の展開の巧妙さで読ませる作品なので、誰でも引き込まれて楽しめることだろう。『みどりの星へ』に続き、ショート・ショートの醍醐味が十二分に楽しめる作品。 『おそるべき坊や』 物語の舞台はブラウンの故郷・オハイオ州シンシナティ。主人公の坊やが買ってもらった水鉄砲が、世界の平和を守ることになるのだが......。オチに登場する「あるもの」や、坊やの趣味が切手収集と言うのがなんとも時代を感じさせて良い。 『電獣ヴァヴェリ』 私の個人的なお気に入りその1。筒井康隆など国内SF作家らに人気のある作品でもある。電気なしにはとても生きていけない現代だからこそ、その魅力が際立つ傑作である。ブラウンとブラッドベリの作品には科学的にはあり得なかったり、科学を否定したりするような作品が多い。その時代的な雰囲気も含めて楽しめる一作。なお、この作品にも「気ちがい」という言葉が登場する。 『ノック』 冒頭の文が世界で一番短いショート・ショートとしても読めるということで有名な作品。星新一が強い影響を受けたことでも有名で、全編「ノックの音がした。」という一文から始まる不思議な短篇集「ノックの音が」はこの作品に由来する。ラストが素晴らしい傑作。 『ユーディの原理』 私の個人的なお気に入りその2。語り手の気が、書き出しから狂っている。流石はこの短篇集に収められるだけはある。命令を口に出して頭を傾ければ何でも勝手に実行してくれる、便利な「ユーディの原理」。SFらしくはない物語だ。しかし、この作品がラストに向かうにつれて、センス・オブ・ワンダーが浮かび上がってくる。この作品を読むときは、ブラウンが酷く遅筆なことで有名だったことを考慮すると、より楽しむことが出来るだろう。 『シリウス・ゼロ』 またまた「気ちがい」という言葉が登場する作品。題が掛詞になっていて、非常にいい題である。星間行商人の男が恒星シリウスに存在しないはずの第零惑星を発見する。着陸してみると、どうやら先人がいるらしく……。あの時代にこのテーマでショート・ショートを書き、しかも面白いというのは流石。 『町を求む』 わずか8頁のショート・ショート。最後の頁で自分のことかと思った人もいるのではないか。話のモデルになったのは、恐らく禁酒法時代(1920~1933)を代表するシカゴの超大物ギャング、アル・カポネであろう。 『帽子の手品』 仲良しのカップル二人組に起こった奇妙な出来事。含みのあるラストがいい。ブラウンの器用さが現れており、明確なオチなどなくても、書き方ひとつで鮮やかに締めくくる。 『不死鳥への手紙』 私の個人的なお気に入りその3。星には珍しい、思弁的な一作。翻訳によって、実際の創作では現れてこないような一面が覗けるのも本作の面白いところ。この作品も「狂気」がテーマになっており、ブラウンの人間観を読み取ることも出来そうな気がする。人間の狂気を描いている点では筒井康隆の作品に似ているが、実際の作風が似ているかはまた別。同じようなテーマでも、作家が違えば作品のもつ雰囲気が異なってくるということの好例である。 『沈黙と叫び』 私の個人的なお気に入りその4。非常に後味の悪い一作。物語に殺人事件が絡んでいるということもあり、推理研の人にも読んでいただきたい作品である。今回取り上げた作品の中ではブラウンの短篇の「うまさ」が一番光る作品だと思う。 『さあ、気ちがいになりなさい』 今回の表題作にして、私の一番のお気に入り。これまででご存知の通り、星は意外と「気ちがい」という言葉をよく使う人で、エッセイや雑文などにはちょくちょく見ることが出来る。(星はショート・ショートを何度も書き直していたので、使っていたとしても後々削除してしまうことが多い) 収録作品の中で一番長く、またやたらかっこいい表紙のデザインもこの作品に由来している。この短篇集を通して語られてきた「狂気」がここにきて裏返る、まさに表題作にふさわしい一作。あなたは自分が正気だと本当に信じているのだろうか。この物語を読んで、あなたも楽になろう。さあ、気ちがいになりなさい。 所感 これまでにブラウンの作品に触れたことがあるという人は少ないのではないだろうか。記憶からなくなっても、ブラウンの残した作品と、その影響力はなくならない。その作品は今でも十分に通用し、また『電獣ヴァヴェリ』のように現代においてより面白さを発揮する作品もある。 この作品集は上述の通り狂気を重視した短篇集である。狂気を描いたSFには、筒井康隆『パプリカ』や夢野久作『ドグラ・マグラ』などの名作がある。SFは自分を全く知らない場所へと連れて行ってくれるものだ。「世界が変わって見える感覚」であるセンス・オブ・ワンダーと狂気は非常に相性がいい。 また、狂気に駆られたSF作家と言えば、ハーラン・エリスンが挙げられるだろう。エリスンは怒りと愛に満ち溢れた作家で、それはまさに『世界の中心で愛を叫んだけもの』に結実している。狂気は人を怒りに駆り立て、愛は人を狂わせる。実は怒りと狂気、そして愛と狂気とは互いに表裏一体のものなのかもしれない。(エリスンにしろ筒井にしろ、なぜ狂った作家は長生きなのか)(愛と狂気だけが友達さ♪) ショート・ショートや短篇は不当に軽視されがちであるが、時間に追われた現代だからこそその短さが最大の武器になると私は考えている。このブラウンの作品を機に、短篇やショート・ショートといった短く完成された作品群を楽しんでいただきたい。 下村
https://w.atwiki.jp/imas/pages/2350.html
架空戦記シリーズ-SF編 架空戦記シリーズ 近未来・SFの系列のアニメ・ゲームで作られた戦記物。 当ページの訪問者数 合計 - 人 本日 - 人 昨日 - 人 SF作品Galaxy Im@s METAL iM@X 2 ~戦車とアイドル~ Idol m@ster The Hybrid Front Schwarzschild im@s iM@S架空戦記 戦鎚 四万年 i-NECT@RIS ジューシー! ポーリィ! T@RONE!! 戦闘妖精雪ぽ(仮) アイマスターフォックス 第721特別攻撃隊 アイマスシルフィード 銀河鏡像伝説~アイドルマスター feat 銀河英雄伝説~※新作 マスタートレック ロボアニメ・ゲーム原作の春香さんがロボットに乗るそうです ガンパレードマーチ風アイドルマスター 765小隊(完結) カルツォーネP作品POWER-iDoLLS 演習場にて(完結) POWER-iDoLLS グランドクロス作戦(完結) アイドルマスター ~ THE IDOLM@CROSS アイドルコントロールダンディ アーマード・コアシリーズiDOLM@STER for Answer iM@sCORE※新作 ガンダムシリーズ春香が刻の涙を見たいそうです(一部リメイク) Idol B@ttle Chronicle 機動戦士アイドル00 アイマス×Gジェネ魂 ギレM@S※新作 偶像の絆※新作 スーパーロボット大戦「マスターアーティスト大戦@」 (PV) スパロボ世界でアイドル活動 スーパーロボット大戦Im@sジェネレーションズ 偶像機神 スーパーアイマス大戦OG 秘密【アイドルマスター】Im@s○○○○ やよい式××××のススメ [部分編集] SF作品 Galaxy Im@s 【投稿P】てんいんP マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー RSSが見つからないか、接続エラーです。 [部分編集] METAL iM@X 2 ~戦車とアイドル~ 【投稿P】はんたP マイリスト + 一覧 【アイドルマスター】 METAL iM@X 2 ~戦車とアイドル~ 【アイドルマスター】 METAL iM@X 2 ~戦車とアイドル~ 2話 【アイドルマスター】 METAL iM@X 2 ~戦車とアイドル~ 2.2話 【アイドルマスター】 METAL iM@X 2 ~戦車とアイドル~ 3話 【アイドルマスター】 METAL iM@X 2 ~戦車とアイドル~ 3.2話 【アイドルマスター】 METAL iM@X 2 ~戦車とアイドル~ 4話 【アイドルマスター】 METAL iM@X 2 ~戦車とアイドル~ 4.1話 【アイドルマスター】 METAL iM@X 2 ~戦車とアイドル~ 5話 【アイドルマスター】 METAL iM@X 2 ~戦車とアイドル~ 5.2話 [部分編集] Idol m@ster The Hybrid Front 【投稿P】ポールP マイリスト + 一覧 【テストうp】Idol m@ster The Hybrid Front Idol m@ster The Hybrid Front ~stage1_1~ Idol m@ster The Hybrid Front ~Stage1_2~ Idol m@ster The Hybrid Front ~Stage1_3~ Idol m@ster The Hybrid Front ~Stage2_1~ Idol m@ster The Hybrid Front ~Stage2_2 a~ Idol m@ster The Hybrid Front ~Stage2_2 b~ Idol m@ster The Hybrid Front ~Stage2_3~ Idol m@ster The Hybrid Front ~Stage2_3~ ちょっぴり修正版 Idol m@ster The Hybrid Front ~Stage3_1~ Idol m@ster The Hybrid Front ~Stage3_2~ Idol m@ster The Hybrid Front ~Stage3_3~ Idol m@ster The Hybrid Front ~Intermission~ Idol m@ster The Hybrid Front Stage4_1 Idol m@ster The Hybrid Front Stage4_2 Idol m@ster The Hybrid Front Stage4_3 [部分編集] Schwarzschild im@s 【使用ゲーム】シュヴァルツシルトW2 【投稿P】エグザスP 第1話 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー RSSが見つからないか、接続エラーです。 [部分編集] iM@S架空戦記 戦鎚 四万年 【使用ゲーム】ウォーハンマー40,000 【投稿P】ガンジー40KP プロローグ [部分編集] i-NECT@RIS 【使用ゲーム】ネクタリス 【投稿P】赤菱P 第一話 マイリスト + 一覧 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 「REVOLT編」 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第2話「ICARUS編」 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第3話「CYRANO編」 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第4話「RAMSEY編」 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第5話「NEWTON編」 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第6話「SENECA編」 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第7話「SABINE編」 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第8話「ARATUS編」 前編 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第8話「ARATUS編」 後編 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第9話「GALOIS編」 前編 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第9話「GALOIS編」 後編 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第10話「DARWIN編」 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第11話「PASCAL編」 前編 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第11話「PASCAL編」 後編 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第12話「HALLEY編」 前編 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第12話「HALLEY編」 後編 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第13話「BORMAN編」 前編 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第13話「BORMAN編」 後編 【アイマス×レトロゲー】i-NECT@RIS 第14話「APPOLO編」 前編 [部分編集] ジューシー! ポーリィ! T@RONE!! あずささん達が擬似戦場で迷子と破壊の限りを尽くす!しかし、その背後では・・・? 【使用ゲーム】ロードオブパンツァーズ 【投稿P】クローンP 第一話 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] 戦闘妖精雪ぽ(仮) 【使用ゲーム】戦闘妖精雪風 【投稿P】モスP 第一話 [部分編集] アイマスターフォックス 【使用ゲーム】スターフォックス64 【投稿P】ぺっP 第一話 [部分編集] 第721特別攻撃隊 【使用ゲーム】アインハンダー 【投稿P】独眼P 零 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] アイマスシルフィード 【使用ゲーム】プロジェクトシルフィード 【投稿P】ヴィエラP Stage.0 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 銀河鏡像伝説~アイドルマスター feat 銀河英雄伝説~※新作 【使用ゲーム】銀河英雄伝説 【投稿P】にーてんぜろP 第0話 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] マスタートレック 【使用ゲーム】STAR TREK -BRIDGE COMMANDER- (MOD) 【投稿P】地下P 第1話 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] ロボアニメ・ゲーム 原作の春香さんがロボットに乗るそうです アニメ版嫌いといいつつ見ている作者が、原作キャラをガンハザードのヴァンツァー(ロボ)に載せた作品。 【使用ゲーム】 GUN HAZARD 【投稿 P】サカタP 第一話 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 ガンパレードマーチ風アイドルマスター 765小隊(完結) 一部で伝説となったゲーム、ガンパレ×アイマスの架空戦記。 学兵で構成された戦車部隊、765小隊を舞台に笑いあり涙あり戦争ありのドラマが展開。 アイマスメンバー以外の登場人物が他メディア作品からのゲスト出演なのが特徴。 シリーズ化の経緯は、Shino百翼長Pの作品"アイドルマスターSWEET DAYS(sm2258646)" にインスパイアされた事のようである。 (その後、さらに派生して別の作者でニコパレードマーチ(sm2777826)も作られた。) 余談だが作者のまさ百翼長は連載開始時の十翼長から昇進して今の呼称となった。 真がいつまでも男子制服なのは彼の発言力による陰謀説が有力である。 【使用ゲーム】高機動幻想 ガンパレードマーチ(PS) 【投稿 P】まさ百翼長P マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] カルツォーネP作品 POWER-iDoLLS 演習場にて(完結) 【使用ゲーム】POWERDoLLS2 plus Dash 「ジアス」と名乗る反政府勢力との内戦状態にある惑星オムニ。 そのオムニ軍のプロパガンダ映像の撮影を依頼された765プロのアイドル達。 だが、その撮影中に・・・ シングルミッション「演習場にて・・・」をベースにした短編作品。 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 POWER-iDoLLS グランドクロス作戦(完結) 【使用ゲーム】ADVANCED POWERDoLLS2 『ジアスとの内戦は未だ終結せず。』 ジアスから分裂した過激派集団「ジアスPLA」に対抗すべく、オムニ軍PLD特務空挺部隊「DoLLS」が再度結成された。 新たにDoLLSに加わることとなった「765特務空挺機動隊」の命運は如何に? ADVANCED POWERDoLLS2のサブキャンペーン「グランドクロス作戦」をベースにした架空戦記。 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] アイドルマスター ~ THE IDOLM@CROSS 【投稿P】HO-RYP 【使用ゲーム】超時空要塞マクロス 1話 マイリスト [部分編集] アイドルコントロールダンディ 【投稿P】ボロボロP 【使用ゲーム】リモートコントロールダンディ プロローグ マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] アーマード・コアシリーズ iDOLM@STER for Answer 【投稿P】TOTAP 【使用ゲーム】アーマード・コアfor Answer 1話 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 iM@sCORE※新作 【投稿P】たかP(仮) 【使用ゲーム】アーマード・コア4 1話 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] ガンダムシリーズ 春香が刻の涙を見たいそうです(一部リメイク) 春香がティターンズ側のモビールスーツで戦う物語。 【使用ゲーム】 機動戦士ガンダムZ エウーゴVSティターンズ 【投稿 P】ことこP 第一話(リメイク) マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] Idol B@ttle Chronicle 【投稿 P】パッカードP 第1話 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] 機動戦士アイドル00 【投稿P】ガンマスP マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] アイマス×Gジェネ魂 【投稿P】ニムバスP 【使用ゲーム】SDガンダムGジェネレーションスピリッツ 0話 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] ギレM@S※新作 【投稿P】ギレンP 【使用ゲーム】機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威 #0 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] 偶像の絆※新作 【投稿P】P名未定 【使用ゲーム】機動戦士ガンダム 戦場の絆 #0 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] スーパーロボット大戦 「マスターアーティスト大戦@」 (PV) 社長のアイドル紹介と一緒にロボットの紹介。 このアイドルならこのスパロボ、みたいなノリが楽しめる作品。 【投稿 P】影山P [部分編集] スパロボ世界でアイドル活動 スーパーロボット大戦D×アイマス 【投稿P】ジョッシュP 【使用ゲーム】スーパーロボット大戦D 一話 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] スーパーロボット大戦Im@sジェネレーションズ スーパーロボット大戦オリジナルジェネレーションズとのコラボ戦記 【投稿P】億P 【使用ゲーム】スーパーロボット大戦オリジナルジェネレーションズ 0話 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] 偶像機神 【投稿P】駄目P 【使用ゲーム】スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 序章 マイリスト + 一覧 showrss プラグインエラー 1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 [部分編集] スーパーアイマス大戦OG 【投稿P】刻苦P 【使用ゲーム】スーパーロボット大戦OGs+アイドルマスターXENOGLOSSIA 第一話 [部分編集] 秘密 【アイドルマスター】Im@s○○○○ やよい式××××のススメ ある日、家族に別れを告げてやよいは一人旅立った。 その行く先は… プロローグ内で公開のため、秘密。 【題材ゲーム】?? 【投稿P】?? プロローグ マイリスト(ネタバレですよ) タグ一覧:wiki 架空戦記
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/997.html
320 某SF作品パロディ sage 2010/02/13(土) 14 37 54 ID zEvbMuEG …ここは、どこだ? 暗い部屋の中で目が覚めた俺は現状を理解できず混乱した。 なお悪いことに、いくらもがいても起き上がれない。手足が縛られているようだ。 そして頭に何か帽子のように何かが固定されているのも感じる。 しばらくもがいていると、突然に輝きが暗さに慣れていた俺の目を焼いた。 眩しさに思わず目をつぶるが、強い光が薄いまぶたでは遮りきらず頭が視界と共に真っ白になる。 いったい何がおきたって言うんだ、こらえきれず呻き声をあげてしまう。 10秒ほど焼かれた後だろうか、光量が下がり明るさに慣れようとしていた目では視界がかすむ。 ようやくマトモに目を開けられるようになると今まで不明だった周囲の状況が多少わかった。 薄暗いながらも目の前には電気スタンドがある。さっき俺の目を焼いていた犯人だろう。 横を見ると病院のベッドのような飾り気が無いシーツと机、そしてコンクリ打ちっぱなしの殺風景な壁が見える。 ここがどこだかわからないが、そんなことはどうでもいい。問題はそこに立ってる女だ。 その女は机の上に備えられたコンピュータとレバーのような機械を操作して俺の目をまっすぐに見つめていた。 黒髪で、背が高くて、年齢の割りに貧相な俺の妹。名前は樹里。 十数年俺と共に育って、俺を愛していて、そして俺が昨日……拒絶した女だった。 その女が俺に語りかけてくる。 「起きてくれたようだね、兄さん」 「どういうつもりだ樹里」 こうは答えたがだいたい事情は把握している。状況から判断して俺を拘束した犯人は樹里だ。 おそらく、昨日の件が関連しているのだろう。強硬手段にでたのだろう。 「どうって、決まっているじゃないか。兄さんにボクの気持ちを受け入れてもらうためだよ」 「こんなことしたって、人間の気持ちをそう変えられるものか」 どうやら樹里は俺が思っていた以上に愚かだったようだ。 体を拘束して、犯したといってそれで心まで支配できるとでも思っているのだろうか? 「昨日の問いをもう一度するね。兄さん、ボクを女として愛してくれるかい?」 「樹里、オマエは妹だ。それ以外の何者でもない。あきらめてくれ。」 俺は昨日の言葉をもう一度繰り返す。昨日はそのあと口論になり、なきながら樹里が部屋に戻り終わったはずだ。 こんな問いをしても結果などわかりきっているはずなのに。 「兄さん、それなら仕方が無いね」 そういうと樹里は握っていたレバーをすばやく斜めに傾けた。 その直後、俺の脳が弾けた。臓器が焼ける。 眼球が取り出される。 突如、俺の考えうる限りのあらゆる苦痛が再現された。何も考えられない。ただただ、苦痛から逃れたくて叫び声をあげ泣き叫ぶだけ。 無限にも思える時間が経過し、ようやく苦痛が引いていく。 脈は上がり心臓が弾けそうだ。喉は枯れ、顔は涙でぬれている。考えたくないが、失禁までしている。 樹里を見ると液酸のように冷たい目で俺をじっと見つめていた。 無様な姿をさらす俺をこの目で見ていたのだろうか。そう思うと言いようの無い恐怖が湧き出した。 そうだ、どうやってかわからないが樹里こそがこの地獄の苦痛を与えた犯人に違いない。 「どうしてこんなことが……」 枯れた喉でどうにかそれだけ捻り出すことに成功する。 「兄さんの脳に電気信号で直に苦痛を送り込んでるんだ。だから、この世ではありえない苦痛も再現できる」 そんな馬鹿な……だが、俺の体に傷があるようには見えない。本当に脳だけに苦痛を与えていたのだろう。原理はわからないが。 「ちなみに、ボクが今回しかけた苦痛は最大出力の三割だね」 三割、あのショック死しても不自然ではなさそうな苦痛が三割だというのか。戦慄している俺に樹里が問いかける。 「なぜ受け入れてもらえないんだい?ボクはこんなにも愛しているというのに」 「兄妹だろうが……結ばれることが出来ると思っているのか!」 「そんなこと誰が決めたっていうんだい?世間が?」 321 某SF作品パロディ sage 2010/02/13(土) 14 39 10 ID zEvbMuEG 「常識で考えて結ばれられるわけないだろう」 「兄さんが言うような常識なんて多数派が形成する意見というだけに過ぎない。ただの固定観念じゃないか」 昨日も同じような問答が行われた。違うのは樹里がいつでも俺を苦しめることが出来るということだけ。 「だとしても、俺はいまさらお前を女として見ることは出来ない」 「女としてみるよう努力することも?」 「…………できるわけないだろう」 「……もう一度いうよ、兄さん、ボクを女として愛してくれるかい?」 俺は言葉に詰まった。おそらく否定すれば先ほどの苦痛が再びもたらされるのだろう。 だが、ここで認めてしまうわけにはいかない。俺は覚悟を決めて答えを紡いだ。 「何度でもいう、無理だ」 「今度は35」 そして俺の体はミキサーにかけられ挽肉になった。無数の刃に全身をばらばらにされてなお意識が保たれる。 脳髄が苦しみ以外のあらゆるものを認識できなくなる。自分が存在しているのか把握できない。 そして時間と共に悪魔が体から離れる。 意識が朦朧として今の状況を忘れそうだ。 樹里が真上から俺の目をまっすぐ見つめているのが再び目に入る。 俺の意識がはっきりしてきたのを見計らったのか、電気スタンドのスイッチに手を伸ばした。 再び光が目を焼くが、あの地獄の苦しみに比べればどうということはない。だが、それでも俺の集中力を奪うには十分だった。 「兄さん、ボクはね男としても家族としても愛すことができるよ」 「樹里、お前はどちらかを混同しているだけだ。あきらめろ」 樹里がまた俺に話しかける。俺を痛めつけながらどの口でそんなことをいうのだろうか。 「話は固定観念の話に戻るけどね、中世では天動説が信じられていたじゃないか。それが常識で誰も疑うことなんてなかった。 たとえ真実でなくても事実として受け入れられていたじゃないか。少なくともヨーロッパ世界の中では。 そんな例なんてボクは古今東西でいくらだって挙げることが出来るよ。 しかもね、こっちは科学的事実の話じゃなくて人間の価値判断の話じゃないか。 それに確固たる真実なんて原理的に存在し得ない。にもかかわらず兄さんはそんなことにこだわる?」 「たとえそれがあいまいなものでも現時点ではそれが常識だ。そして、俺もその考えを持った多数派の一員だ」 樹里の言うことはなんとなく理解できる。だが、俺もその価値判断をもった人間の一人だ。それは樹里がなんと言おうが事実だ。 「そんな固定観念なんて捨てれば良いじゃないか。 でも、難しいのはわかるよ。ボクだってお星様が上空1キロの空に浮かぶ火の粒で簡単に消せるなんて考えになることは難しい 心に硬く息づいた考えを変えるのは非常に困難だ。でも大丈夫、ボクが矯正してあげるから」 樹里は普段のおとなしい口調とは打って変わって熱を帯びた声で演劇のように演説する。 「さて、もう一度聞くよ。兄さん、ボクを女として愛してくれるかい?」 「あきらめてくれ」 俺はいつまで耐えられるのだろうか…
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/198.html
6月18日SF研 読書会レジュメ 「夏への扉」 R・A・ハインライン 著者略歴。https //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BBA%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3 本作は1957年発表。 時系列など。 http //home8.highway.ne.jp/momoneko/books/B-natsu.htm 恐らく、月世界定期便や火星定期便は他の作品にも出てくる筈。(筆者は未読) ①分からなかった単語を調べてみた リップ・ヴァン・ウィンクル http //sc.freehomepage.com/w_irving.html アンブロース・ビアース A・ビアス 「悪魔の辞典」の筆者ですな。 タンタルス ダイダロスといえば、イカロスの父親。 ②瑣末なツッコミ p240 小切手は現金化せずとも良い世の中になりました。 未来でリッキーに会えない辺りの描写は「エンディミオンの覚醒」に引用されています。 レオナルド・ダ・ヴィンチは確かヴィンチ村のレオナルドではなかったか。 ③一応SF読み コールドスリープで眠りについている人達がアメリカにはいるらしいですが、実際に目覚めた人はいるのか? もしかして「凍月」待ち? タイムマシンに関して言うと、未来に行くのはウラシマ効果を使えるから可能。過去に行くには、「時間的無限大」みたくワームホールを使う方法がある。 ④物語について。 ネコとロリといえば終わりでしょうか。 リッキーとベルを対比させてみる? p305 とp194 cf)たんぽぽ娘 SFマガジン 2000年2月号収録 猫SF http //d.hatena.ne.jp/keyword/%C7%ADSF あと、「進歩的なイデオロギー」についても指摘すべきか?(→p334) 2019.02.24 Yahoo!ジオシティーズより移行 http //www.geocities.jp/tohoku_sf/dokushokai/natu.html なお、内容は執筆当時を反映し古い情報・元執筆者の偏見に基づいていることがあります by ちゃあしう
https://w.atwiki.jp/sitsf/
2019年4月:芝浦工業大学SF研究会では新入生を大歓迎中である!!!! ミライへの夢や希望が見つからないそこの新入生! SF研究会の部室(漫研と同じ部屋だよ)・活動説明会へ行き、 支部長から「ワレワレはミライをソウゾウする」という冊子をゲットするのだ! (冊子が届くのが4月5日頃なので、それ以降に来てね!) ワレミラ(略した)冊子にはミライへの夢と希望が詰まっているのだ! ワレミラ冊子を読んで、ワレワレと共にSF研究会で夢と希望のミライをソウゾウしようではないか! ここは芝浦工業大学SF研究会の文章企画の紹介用サイトです 文章企画の詳細は『現在進行中の文章企画』のページから参照できます。 現在進行中の活動 2018年11月『OB持込の文章企画』⇒新入生歓迎企画 これまでの活動(記載方法未定) ここにSF研究会のOBと現役生たち、それぞれが所属していた時代の活動を記載できるようにしたいなぁと思っています(P06宮嶋)。2006年12月冬コミ文章企画、テーマ:雨男 のような形で。(文章の公開は基本的に無し) 2018年には宮嶋の知る限り初めてSF研究会で1000頁を超える作品を完成させた部員が現れました。正直すごいと思います。このような記録的なことをいろいろな人に知ってもらいたいなぁ、とも思います。 芝浦工業大学SF研究会の他サイトへのリンク 10年続いているブログ Twitter note(小説投稿) 大学公式サイトでの活動内容紹介 サークル概要 創設:1980年5月 主な活動内容:創作小説の執筆と批評、制作冊子の配布(現在は文学フリマと芝浦祭がメイン) 部室の場所:芝浦工業大学大宮キャンパス 第2クラブハウス棟2階(漫画研究会と共同の部屋。通称:赤扉) ジャズ研さん部室の手前の方にあります。ジャズ研さんの部室への行き方 2018年11月現在:常時部員募集中
https://w.atwiki.jp/newsfwiki/pages/18.html
ツリー方式に変更しました。 追加要望の際は、クラン名、HPのURL、IRCがある場合はIRCchを明記していただくようお願いします。 5on5で大会を視野に入れ活動されているクラン様のみ一覧に追加させていただきます。 追加した際には管理人よりレスを入れます。 名前 http //sf.hangame.co.jp/home.nhn?guildid=Electrical Discharge IRC #Electrical 登録お願いします - Electrical Discharge 2009-11-11 21 15 49 http //jam159.blog101.fc2.com/ 登録おねがいします - JUDY&MARY 2009-10-28 22 00 31 LOP解散しました。何度もすいません。 - LOP CM 2009-10-08 15 38 13 LOP 復活しましたので、削除とりけします。お手数をおかけしました、すいません。 - LOP CM 2009-09-21 00 33 32 Ericsson http //ericsson596.blog63.fc2.com/ IRC #SF_Erics です。 よろしくお願いします - 名無しさん 2009-09-15 16 22 35 Ericsson 解散しました。 - 名無しさん 2009-11-17 08 02 08 LOP解散しました。ご迷惑かけました。 - 名無しさん 2009-09-13 03 17 29 Laid Back http //laidbackcrown.blog93.fc2.com/ 追加の程よろしくお願いします - Laid Back CM 2009-09-11 19 47 02 即席は解散するので削除お願いします - 名無しさん 2009-09-07 17 44 58 全国神輿会 - 名前はある 2009-09-07 20 07 30 即席http //www29.atwiki.jp/sokuseki/pages/1.html IRC #即席です。 よろしくお願いします。 - 名無しさん 2009-08-31 16 06 40 追加しました。 - 名無しさん 2009-09-01 22 53 24 Livin On Prayer http //specialxforcexxlop.blog61.fc2.com/ IRC #SF_LOP です。よろしくお願いします。 - LOP CM 2009-08-23 20 06 03 追加しました。 - 管理人 2009-08-25 00 02 29
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/178.html
12月2日レジュメ byカノープス [[マイノリティ・リポート]] 作 フィリプ・K・ディック 作者略歴 フィリップ・K・ディック (Philip Kindred Dick 1928-1982) 1928年12月16日にシカゴで生まれました。彼には、この時二卵性双生児の妹がいましたが、生後数十日で彼女はこの世を去ってしまい、公務員だった父親と作家志望だった母親も、その後彼が5才の時に離婚してしまいました。彼はそんな恵まれない子供時代を過ごしただけでなく祖父からひどい虐待を受けました。そして、この時の悲惨な体験は、彼の心にトラウマとして残ることになりました。 バークレー高校に入学後、彼は悪夢のような未来の不安に悩まされるようになり、精神面でのカウンセリングを受けるようになっていたそうです。(彼の描いた悪夢のヴィジョンは、麻薬中毒になる以前からのものだったようです。 高校卒業後、彼はレコード店で働きました。多くの天才アーティスト同様、彼もまたそれほどハンサムというわけではないにも関わらず、なぜか女性たちにもてたようです。そのおかげで、彼は無名時代もなんとか食べることができ、それどころか麻薬中毒になるほど薬物に染まってもいました。 1951年に処女短編『ルーグ』を発表。 以降、150編以上のSF短編・長編を著した。 代表作に『マイノリティ・リポート』『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(ブレードランナーの原作)などがある。 SFの世界観の中に人間ドラマを描くのが、彼の特徴。哲学的な問題を多く含み、生涯「偽者・本物」というテーマを追いかけた。作風的にも内容が古くならず、今後も読みつづけられていく作家だと考えられる。(ディックブーム五年周期説というのが過去にあった) 独自の世界感と高いユーモアセンス、思わず感情移入してしまう登場人物たちなどが魅力的。 アイデアを元に作品を組み立てる作風で、短編同士を結合させて長編を作っているパターンが結構多い。その意味でも、短編集から読まれるのも良い選択。長編では破綻している作品もかなりある。 短編集 地図にない町 マイノリティ・リポート 長編 虚空の眼 高い城の男 ユービック など著作多数。 映画化されたものとしては 「スクリーマーズ」(1996年)原作不明 「クローン」(2001年)原作「にせもの」または「にせ者」 以上、コピペ。 同作家の作品はこれしか読んだことがないので、個人的な寸評は… この本だけから判断すれば、ロジカルなものからファンタジー的なものまで、わりと作風が広いように感じる。 各話紹介 マイノリティ・リポート 映画化もされた表題作。自分が初めて「これがSFかぁ…」と感じた作品でもある。タイトルがネタばれ。この短編集で一番SFチックな話。かなりお気に入り。 プレコグ(予知能力者)により、犯罪が実行される前に犯人を逮捕するシステムがほぼ完全に機能する世界を舞台にしたSFサスペンス。 3人のプレコグの多数派予言を採用するというシステムであるのに、実は3人とも、時間差により別々の予言をしていたという話なのだが、未来の不確定性、予知が存在することの矛盾(予知することにより、予知が予知でなくなる)などタイムパラドクスについて考えさせられる作品となっている。 映画については見てない人が多いそうなので、ネタばれできないが、小説とはテーマがかなり違っている。ぶっちゃけ同じなのは犯罪予防局という設定のみ。プレコグの扱いとか、予言についてのSF的なロジックとか… ジェイムズ・P・クロウ 「機械によって人間が作り出された」とされる、機械が支配する世界に1人の男が合法的に立ち向かう話。法律上は平等なのに社会的には不平等というシステム、何か覚えがあるような…ま、遠いお隣さんのことですから。 人間臭すぎるロボットたちにビックリ。嫉妬や怠慢までインストール済みという非合理さがスバラシイ。感情ニ左右サレナイトイウ利点ハドコイッタ? 2018.12.02 Yahoo!ジオシティーズより移行 http //www.geocities.jp/tohoku_sf/dokushokai/minority.html なお、内容は執筆当時を反映し古い情報に基づいていることがあります by ちゃあしう
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/998.html
330 某SF作品パロディ 320続き sage 2010/02/14(日) 17 07 36 ID J5t10cmV あれからどれだけの時間がたったのだろうか。数百年にも感じるし一時間足らずにも感じる。 樹里は演説の合間に拷問を続けている。何度も地獄と劇場を行き来して気が狂いそうだ。 形容しがたい苦しみで自らの思考を放棄させられ、その直後に我がシスターが暗示のように語りかける。 コレで正気を保ち続けるのは無理だ…… 普通の外的な痛みなら多少は慣れてしまうことが出来る。だが、脳に苦痛の状態を直接作り出されてはどうしようもない。 意識が朦朧としつつあるある俺に再び言葉が降りかかる。 「そもそも妹としてというのはどういうことだい?それも兄妹とはかくあるべきという固定観念の産物だよ。 昔は女性が非常に軽視されていた時代があった。その時代に同じような価値観が普遍的だったと思うのかい? ボクは似たような話をさっきから何度もしているじゃないか?どうしてそんな考えを捨てられない?」 もうすでに内容はうっすらとしか把握できていない。ただ束の間の安静で息を吹き返し次の地獄に備えるだけだ。 「ボクと結ばれることで幸福が得られるだろうことは兄さん自信も認めていることじゃないか。 料理だって出来るし、家事もそつなくこなす。頭もいいし、兄さんが困らないだけのお金だって用意できるよ。 それに、いくらだって抱かせてあげよう。知ってるんだよ?ボクの下着やらなにからチラチラ普段から見ているのは。 足腰も鍛えているから締まりも悪くないと思う。 兄さんのICBMをボクの硬化サイロ内で射出してかまわない。もちろんホットローンチだ。」 だが、この意識が朦朧とした状態で語りかけられるのが一番の曲者ではなかろうか。 表面の意識が飛ばされている分、自分の深層心理に直接的に書き込まれえていきそうな錯覚がする。 というよりもう限界だ。この苦しみから早く逃れたい。早く外界に戻してほしい。 「さて、もう一度。兄さん、ボクを女として愛してくれるかい?」 「…………わかった、そうする。そうするから早く」 喉はすでに枯れはて、壊れた低音の金管楽器のような声しかでなかった。 「今回は70」 . . . . すべてが無と化すような苦痛だった。それが苦痛であったことすら後から認識される。 ここまでの苦痛を与えられたことはこの拷問の間ですらなかったことだ。 どのようにもがいたのか分からないがよほど暴れたのだろう。手足の枷と擦れて血が流れていた。 今まで以上に変な汗が全身から滝のように流れ出し、心臓がかつてないほど激しい鼓動を刻んでいる。 なぜだ!俺は認めただろう!わからない、何が何だか分からない。 「違うんだよ兄さん。今のは真にボクを愛する意思が出来ての言葉じゃない。 ただ、この苦しみをどうにか終わらせてほしいだけの言葉だ。それくらいは分かるよ。 ボクが求めている言葉はそんなものじゃない。ボクが欲しくて欲しくてたまらなくて自分だけのものにしたくて何千回でも何万回でも抱きたくて …ちょうど、ボクが兄さんを求めるように…そんな言葉を欲しているんだ」 樹里はさっきから上気した声で演説を続けているが、声がさらに艶っぽさを増してきた。 無茶苦茶だ。もし俺が心からそんな言葉を発したとして、どうやって見分けるというんだ…… いや、コイツなら可能なのかもしれない。コイツは本気だ。本気で俺の精神を根本から覆そうとしている。 その狂気に改めて戦慄した。人間を人形か何かだと思っているのだろうか。 「……俺を洗脳して、こんな方法で洗脳して得た愛なんかに価値があると思っているのか」 「あるよ。これ以上はない価値がある。 そもそもね、恋をさせるってのは相手の精神を大なり小なり変革させることに他ならないだろう? 容姿で、言葉で、仕草で、その他あらゆる方法で意中の相手を射止めようとする行為はすべてそれだ。 そして恋をした側も相手の何かに心を奪われた……つまり相手が無意識的に変革してしまったんだ。 翻ってボクたちを見ると、同じことじゃないか。ただ人とは手段が違うというだけで。」 樹里の目がいくらか温かみが増したように感じた。 だが、今の俺には悪魔の目としか見ることが出来ない。いったいどうしてこんなことになったのだろうか。 本当は俺が異常で、実は樹里のほうが正しいのだろうか。いや、そんなはずはない。 だんだんと思考が犯されているのがわかる。 331 某SF作品パロディ 320続き sage 2010/02/14(日) 17 08 22 ID J5t10cmV 「さて、ここでもう一度。兄さん、ボクを女として愛してくれるかい?」 「欲しい。お前が欲しい。だから」 「今は35」 全身がムシに細胞の一つ一つをむしられる。木星の重力を全身に引き受けるような圧力で押しつぶされる。 いったいいつまで続けば許してくれるんだ… そして手術台に突然戻される。いくら懇願すればいいのか分からず絶望のなかで途方にくれる。 「一つ聞くけど、ボクが兄さんをここまでして愛してもらおうとするのはなぜだか分かるかい?」 「俺のためだ、俺はお前と結ばれることで幸せになれると確信しているからだ」 これはなんとなく分かる。樹里は昔からおせっかいなやつだった。俺のためと言いながら結局はありがた迷惑なこともあった。 今回も似たようなことなのだろう。 「30」 すり鉢で体をペーストにされた。脳髄を砕かれる感覚が仮想的に何十秒も継続する。 取調室に戻った俺は今まで以上に混乱した。 俺が半ば確信を持っていた答えが間違いだったとでもいうのか。それなら、いったい何のためにこんなことを。 「失望したよ兄さん。もちろん今まで同様に愛しているけれど、兄さんの理解力に失望したよ。 そんな軟弱で奇麗事で対外的な言い訳のような言葉を聴かされるとは思わなかった! いいかい兄さん。人に愛してもらう理由なんかただ一つじゃないか。ボク自身のためだよ。 自分が幸せになるため。自分が満たされるため。自分のため。すべて自分のためだよ。」 そんな馬鹿な。樹里は、結局は俺の事なんか見ていないのか? 俺が困惑している間も樹里はよりいっそう興奮した声で浪々と演説する。 「相手の幸せなんてものはそれを達成するための二次的な目標ないし副産物に過ぎない。 ボクも兄さんが幸せならとっても幸せだ。だから自分のために兄さんを幸せにする。 相手のためを思ってなんてのも、究極的には自分のためなんだよ。 無論、自己利益追求を常に優先させては見苦しさを演出するから、長期的な目線に立って考えねばならないけど。 相手の幸せのために自分の幸せを逃してしまうような底抜けの愚か者は、ボクから言わせてもらえば素人さ。 手段であった奇麗事を目的化して道を誤った馬鹿など泥棒猫に寝取られて当然だ。」 樹里の言うことは俺にも理解できないわけじゃない。だが、人としてそれを認めるのはどうかと思う。 「でも安心して兄さん。ボクは人形と化した兄さんに愛されても喜び薄い。ちゃんと兄さんの人格がないとね。 だから、ちゃんと妹に関する倫理観だけピンポイントに変えてあげちゃうから安心して。」 この期に及んで何を言うのか。だが、たしかに俺はまだちゃんと俺のままでいるのは確かだ。 樹里が本気を出せば俺を物言わぬ廃人とすることも、操り人形のようになった俺にすることも可能だったろう。 少なくとも廃人にはされない、そのことだけが今の救いだった。 「さて、もう一度。兄さん、ボクを女として愛してくれるかい?」 もう笛のような音しかでない喉でかろうじて答える。 「もちろんだ」 だが、樹里は無慈悲にレバーを倒した。 「今度は32」 苦しみの中で樹里の声が反芻していた。 早く開放されたい。だが、まだこの狂乱は続きそうだった。
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/1226.html
作品名:ラ・ワ行のSF・ファンタジー系アニメ作品のうち、2010年5月以降で完走した(またはリアルタイム鑑賞中の)作品の全リスト。 ※「参考作品(一般アニメ)」:SF要素は特にないと思われる一般アニメ ※巨大ロボットアニメ、ならびに巨大メカ関連の参考作品として記載したアニメについては「巨大ロボットアニメ」を参照 キャストは後日追加予定 ※キャスト記載は原則的に8名以内に厳選。 ※キャストの注記 <主>:主人公 <パ>:主人公の異性のパートナー <仲>:その他の仲間 <敵>:敵 <ラ>:非戦闘系作品における対抗者(ライバル) <他>:その他 ※キャストの色 青色:男性 ピンク:女性 <SF映像作品リスト> SF映像作品リスト01( - 1999年) SF映像作品リスト02(2000年 - )巨大ロボットアニメとその関連作品、SFファンタジーアニメと一般アニメ(参考掲載)、特撮作品 <巨大ロボットアニメリスト> 巨大ロボットアニメリスト(ア行) 巨大ロボットアニメリスト(カ行) 巨大ロボットアニメリスト(サ行) 巨大ロボットアニメリスト(タ行) 巨大ロボットアニメリスト(ナ行) 巨大ロボットアニメリスト(ハ行) 巨大ロボットアニメリスト(マ行) 巨大ロボットアニメリスト(ヤ行) 巨大ロボットアニメリスト(ラ・ワ行)主要参考作品リスト(特撮・ウルトラマンシリーズ) 主要参考作品リスト(特撮・仮面ライダーシリーズ) 主要参考作品リスト(特撮・スーパー戦隊シリーズ) 主要参考作品リスト(特撮・メタルヒーローシリーズ) <SF・ファンタジーアニメリスト> SF・ファンタジーアニメリスト(ア行) SF・ファンタジーアニメリスト(カ行) SF・ファンタジーアニメリスト(サ行) SF・ファンタジーアニメリスト(タ行) SF・ファンタジーアニメリスト(ナ行) SF・ファンタジーアニメリスト(ハ行) SF・ファンタジーアニメリスト(マ行) SF・ファンタジーアニメリスト(ヤ行) SF・ファンタジーアニメリスト(ラ・ワ行)ルー=ガルー(2010-) ワールド・デストラクション ~世界撲滅の六人~(2008-) ~~~~~ ※落語天女おゆい(2006-)(→巨大ロボットアニメリスト) ※LAST EXILE(2003-)(→巨大ロボットアニメリスト) ※ラストエグザイル-銀翼のファム-(2011-)(→巨大ロボットアニメリスト) <◆ラ> <◆リ> <◆ル> ◆ルー=ガルー(ルーガルー) 媒体 映画・アニメ 時期 2010 8/28- 作品の長さ - / 計1.6時間 <◆レ> <◆ロ> <◆ワ> ◆ワールド・デストラクション ~世界撲滅の六人~(ワールドデストラクション せかいぼくめつのろくにん) 媒体 TV・アニメ 時期 2008 7/7- 作品の長さ 13話 / 計5.2時間 <◆ヰ> <◆ヱ> <◆参考作品(一般アニメ/ラ~ヱ)> <◆参考作品(特撮/ラ~ヱ)>
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/140.html
東北大学SF研究会 短編部会 『冷たい方程式』 トム・ゴドウィン 著者紹介 作者のトム・ゴドウィンは長編、中・短編ともに他にも発表作品自体はあるのだが、和訳されているものも少なく、英語webサイトを見ても他作品への 言及は少ないため、やはり「SF作家」というよりは「冷たい方程式の著者」 としてのイメージが強いのだと考えられる。 この作品は「SF史にその名を残す作品」とも、「ハードSFの試金石」とも評される作品である。発表時は「悲劇的な結末を誘導している」、「宇宙船や航行計画自体が欠陥品である」等のネガティブな反応も見られたようだが、良くも悪くも「SF小説史上もっとも注目に値する作品の一つ」と評されるに至っている。 あらすじ 簡易軽量宇宙船である緊急脱出艇(Emergency Dispatch Ship,EDS)の船内に20歳に満たない少女の密航者が発見される。少女は辺境の兄に会いたい一心で密航 を企てたのだった。しかしEDSはコンピュータによって燃料までがシビアに計算される余裕のない宇宙船であり、密航者は船外投棄されると規則により決まって いるのだった。パイロットは少女を助ける方法はないか、せめて投棄を遅らせることができないか奔走し、船外投棄を遅らせることができたが投棄を避けることは叶わず、少女が家族へ手紙を書いて兄との無線通信を終えると、自らエアロックに入っていくのだった。 所感 やはり、読者が真っ先に思うのは「工学的に余裕・・・なさすぎでは?」だと思う。作品解説の項でも述べたとおり、悲劇的な結末へと繋げるために明らかに現実的でないような工学的要素が含まれているということは発表当時から指摘されており、読んだ人でもそう感じた人というのは多いのでないかな、と思う。 一方、そういった舞台設定の無理に目をつぶれば、極限状況下での人名を左右するほどの究極の選択や葛藤を描いた作品としてのインパクトは大きいかと思える。私がこの作品を読んで真っ先に思い出したのは「カルネアデスの板」だった。「カルネアデスの板」は難破船の水夫が船の破片の板にすがりつき、後から板に捕まろうとした者が現れたとき、板が沈んでしまうと考えた 水夫が後から捕まろうとしたものを突き飛ばし殺してしまうが、水夫は罪に は問われなかったという寓話である。という倫理的な思考実験である。他に 選択肢が存在しないような極限状況において人名の選択が行われるという点 で非常に共通したテーマを持っていると考えることができるだろうし、サイエンスという道具を駆使したフィクションの上で社会や人間の姿や行く先、それらへの問いかけを投げかける作品として先駆的なものだったのだろうと思える。 余談ですが、宇宙船で定員より多い人数が同じ宇宙船に乗り合わせる作品として、萩尾望都『11人いる!』というマンガがあり、アニメ化・ドラマ化もされていて、冷たい方程式とはまた違ったテーマ性のもとに描かれているので、気になった人はぜひ調べて欲しいです(私が好きなので・・・)。 平野